作家の百田尚樹が原作、神木隆之介と有村架純が主演を務める、心震える純愛ラブストーリー映画「フォルトゥナの瞳」の三木孝浩監督が、1月24日、ラジオ関西『時間です!林編集長』のスタジオに生出演。映画撮影のエピソードなどをたっぷりと語った。
主演の神木隆之介と有村架純について、「仲がよすぎて、兄弟に見えてしまいそうなところもあり、『付き合いたての初々しさをもうちょっと出してほしい』とは言いましたが、それくらい仲がよく、いい空気で撮影させていただいた」と三木監督も絶賛。また、神戸では20か所ほどのスポットで撮影されたという「フォルトゥナの瞳」で、三木監督が特に印象に残っているのは、神戸ハーバーランドにあるハーバーウォークでのシーンだったという。「5月初旬で、まだ風は冷たかったのですが、逆にその風のおかげで、有村架純さん(演じるヒロインの桐生葵)が、スローモーションになって振り返って笑顔になるという印象的なカットが撮れました。映画のミラクルというか、あの風が(あったから)いい海辺のさわやかな空気感とともに撮れたんです」。
死に近づいた人間が透けて見えるという「フォルトゥナの瞳」。愛する人の死の運命が見えたとき主人公がどういう行動を起こすのかが、この作品の大きな見どころでもある。「物語自体、設定はファンタジーですが、究極のところ、『自分が愛する人のために何ができるか』というお話。実は自分の日常にもしかしたらそういう選択をしなければいけないタイミングがやってきたとき、自分はそういう選択ができるのか、観客に問いかけられればなと、そういう映画にしたいと思って作りました」と、三木監督。そのストーリー、そして、神木隆之介と有村架純をはじめとする豪華キャスト陣の名演はもちろんのこと、神戸など全編オール関西ロケで撮影された「フォルトゥナの瞳」は見所がつきない。
「フォルトゥナの瞳」は2019年2月15日(金)から、OSシネマズミント神戸ほか全国の映画館で公開される。