吉本興業のお笑いコンビ・モンスーンの小山英機が、ヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西)に出演。かつて神戸でもプレーした日本屈指のストライカー・大久保嘉人から受けた驚きのファンサービスについて語った。
Jリーグ大好き芸人としても活動する1990年生まれの小山は、小学生の頃、当時、神戸に所属していた三浦知良(カズ)を観にスタジアムへ足を運んで以来のヴィッセルサポーター。五十音の中から自由に文字を挙げると、その場でその頭文字から始まるヴィッセル神戸の選手名とそのプチ情報を話すという特技も持つ。例えば、「た」を挙げると、「田中英雄選手(2005年~2017年在籍)。サインに『全ての人に感謝』という文字を必ず添える」といったように。
また、クラブへの愛情から「神戸のエースナンバー『13』にちなんで、車のナンバーは絶対に『13』。芸人としてサインを書くときにも『13』を入れるし、大阪の『十三』にずっと住んでいた」と、かつて永島昭浩氏や播戸竜二氏が背負い、現在は小川慶治朗の背番号となったクラブ伝統の番号に執着して生活しているというエピソードも披露した。
そんな小山が最も好きな選手として挙げたのが、同じく神戸で背番号13を背負ってプレーした、大久保嘉人。国見高校時代からのファンで、所属したクラブのユニフォームをすべて揃えているほど追いかけているというが、そんな大久保から受けたファンサービスがあまりにも優しかったと明かす。
「東京の練習場で出待ちをしたときに『大阪から来た』と伝えたら、その場でスパイクを脱いで、『これ持って帰り!』と渡してくれました。めちゃくちゃ優しかったです!」
小山の大久保愛が伝わったのか、プロの選手にとって身体の一部といっても過言ではないスパイクをプレゼントしてもらったという。
その圧倒的な得点力から、J1通算最多得点記録(185得点)を持つ、大久保。ピッチを離れてのファン対応も日本屈指の男といえよう。今季からはJ2の東京ヴェルディに完全移籍し、神戸時代にも2トップで共演したブラジル人FWレアンドロとのコンビも復活。今後のさらなる活躍も期待せずにはいられない。
そのため、頭文字で「お」といえば、小山にとっては当然、大久保に。「大久保嘉人選手。セレッソ大阪からマジョルカに行って、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ヴォルフスブルク、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、FC東京、ジュビロ磐田、東京ヴェルディに。子どもが4人います」という経歴などのプチ情報もスラスラと番組内で披露したが、「『M-1』のときくらい緊張しました」と、生放送で本音ももらしていた。