28日のラジオ関西『桂春蝶のちょうちょ結び』(土曜8:00-10:00)の生放送で、阪神ファンとして知られるパーソナリティーの桂春蝶はプロ野球の広島が中日との今季最終戦で敗退したことで、阪神の自力CS進出の可能性が残ったことに言及した。
広島が負ければ阪神の自力CS進出の可能が出る27日の広島-中日戦について「生まれて初めて、広島-中日戦を真剣に見ました」という春蝶は「広島が負けてくれたから」と頬を緩ませながら28日からのDeNA、中日、中日の3連戦で3連勝すれば阪神がCSに進めることに期待を寄せた。
「今季、阪神タイガースは、いろんなことがありましたよ。開幕投手のランディ・メッセンジャーがシーズン途中で引退するなんて……。そして、鳥谷敬選手ですよ! 2000本安打を打ったっていうのは、生え抜きでは藤田平さん以来ですよ! 2000年代からずーっと支えてくれた選手ですよ! 少しだけ低迷していたなかでの契約解除、阪神は引退してくれということですよ……」と、鳥谷への敬意を述べるとともに、球団の功労者への対応を残念がった。
さらに続けて「CS行っても『鳥谷大暴れ! 阪神フロント赤っ恥』ってなったら阪神ファンみんなクレーマーになるで、阪神百貨店の地下がどえらいことになる、怒りのイカ焼きで!」と、その日、番組で話題になっていたデパ地下のクレーマーにかけてオチをつけた。
「僕は、この3連戦、そして、CSで鳥谷選手は大暴れしてくれるような気がしててね。その兆しは出ているんですよ、最近よく打っててね」と、鳥谷に声援を送った、桂春蝶。なお、28日は阪神が敵地でDeNAに7-0と大勝。29日と30日の甲子園での中日2連戦にCSへの望みをつなげた。29日の予告先発は、これが現役最後の試合となるメッセンジャー。30日は同じく現役引退を表明した高橋聡文のラストゲーム、そして、今季限りでの退団となる鳥谷にとってレギュラーシーズン最後のタテジマとなる。