日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークスと、生命保険大手の第一生命がオフィシャルパートナー契約を結び、4日、大阪市内で調印式を行った。契約は1年で、第一生命のロゴはユニフォームの左足後面部分に刻まれる。
第一生命側から働きかけがあり、両社で何度も打ち合わせを重ねた。西宮ストークスの渡瀬吾郎社長は「これからストークスがやるべきことと、第一生命がこれまでやり続けてきたことがマッチした。第一生命のビジョンや経営理念が、われわれのような地域クラブチームがやらなければならないことを体現している」と契約に至った経緯を説明。「ストークスはまだまだ小さなクラブ。私自身が(パートナー契約締結を)一番びっくりしている」と感謝した。
第一生命の宮田康弘関西営業本部長は「ストークスの『100年続くクラブであること』という経営理念に共感した。ストークスにはもっと強くなってもらい、コロナ禍で兵庫から関西、日本に元気・勇気を与え、明るくしていただきたい。結果としてB1復帰となればハッピーだ」とエールを送った。
今後はストークスの選手と第一生命の女子バスケットボール部(社会人バスケットボール西日本地域リーグに所属)の選手のコラボレーションや、バスケットボール教室の共同開催などを通じて、人づくり、まちづくりで地域貢献をしたい考え。