新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡がるなか、兵庫県の井戸敏三知事は10日の定例会見で、兵庫県の対応状況について説明した。
兵庫県では、先月28日に警戒本部を設け、有識者による会議の開催や県民の相談窓口を開くなどして新型肺炎への対応を行っており、窓口に寄せられた相談の件数は9日までに1,100件を超えた。
また今後、県内での感染が確認された場合は、24時間体制で相談を受け付けるコールセンターを設けるほか、濃厚接触者への健康調査や保健指導を行うなど、県としての対応を強める方針だという。
井戸知事は「いまの時点で、国内では広く流行が認められている状況ではない。過剰に心配することなく感染予防に努めてほしい」と話している。(ラジオ関西ニュース)