宝塚歌劇団・元月組男役の桐さと実が、8月17日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、自粛期間中の生活やライブ配信の様子などについて語った。
新型コロナウイルスの影響で、予定していたライブやコンサートはすべて中止。桐はカルチャーセンターでボーカルや芝居の講座をしていたが、「発声を伴う講座はできない」ということで、そちらも未だに中止になっているという。そのなかで、「完全に無職でした」と言いつつも、自粛期間中は普段できない家の片付けをしていたと明かし、「ガーゼが売っていない時期に、在団中にいただいていた新品のハンカチやガーゼを見つけて、マスク作りにはまった」と、得意の手芸の才能を発揮していたエピソードを披露した。
「テレビをつけるとコロナのニュースばかりで気持ちが落ち込み、一時は歌う気にもなれなかった」と吐露した桐。7月に予定されていた宝塚パリ祭も中止になってしまったが、主催者のはからいで開催されたライブ配信に参加。「無観客でのライブは、どこを見て歌うのだろうと不安もあったが、マイクを持ったら、カメラの向こうにたくさんのお客様がいるという思いで楽しく歌えた。貴重な体験をさせていただけた」と振り返った。
9月20日には、宝塚歌劇団の演出家・岡田敬二が企画する「タカラヅカ・ノスタルジックコンサート」に出演予定。「オンライン配信のみになったとしても絶対やります!」と元気に呼びかけていた。
ビバ!タカラジェンヌ
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