兵庫県では19日、新たに49人が新型コロナウイルスに感染した。内訳は、神戸市15人・姫路市2人・尼崎市8人・西宮市3人・明石市8人・県の健康福祉事務所管内で13人。 直近1週間の1日あたりの新規感染者数は38.6人。
県内で40人以上の新規感染者が確認されるのは、53人だった8月15日以来。県内の累計患者数は1,998人と、2,000人に迫っている。
兵庫では17日に24人の感染が確認され、1週間平均の人数が37.4人となった。県はこれまで最高の警戒レベル「感染拡大期2」としてきたが、17日の時点で、基準値の「平均40人」を4日間下回ったことから警戒レベルを1段階下げて「感染拡大期1」とした。
井戸敏三知事は「『引き続き警戒宣言』という形で発する。社会福祉施設などでクラスター、また家族間の感染で高齢者が増えている」と指摘している。
バンド―化学株式会社(神戸市中央区)は、東京支店に勤務する40代営業職の社員1人の新型コロナウイルス感染を発表した。顧客などとの濃厚接触はないとしている。同社は、在宅勤務の適用期間を2020年末までとしている。
また生田警察署(神戸市中央区)では、自宅待機中の留置管理課・男性警察官の感染が判明、兵庫県警の感染者は22人に。