お笑いコンビ・からし蓮根の伊織(27)が、MBS(毎日放送)の藤林温子アナウンサー(27)との結婚を発表した。二人は、情報番組『せやねん』(MBS)での共演をきっかけに親交を深め、交際をスタート。伊織の誕生日である9月12日に晴れてゴールインとなった。
「よしもとブサイクランキング2019」第9位となった若手芸人と人気女子アナの入籍は衝撃的なニュースだが、衝撃的なのは実は伊織だけではない。相方のツッコミ担当・杉本青空(26)は、2017年、当時、年商1億6000万円の美容サロンを経営する社長だった女性と結婚しており、長らく“ビヨンビヨンのヒモ”生活を送っていたという過去を持っている。今年1月、『アメトーーク!』(テレビ朝日)でも「ヒモ芸人」という企画をプレゼン。女性に養ってもらうための極意をお茶の間に披露し、話題となった。
芸歴8年目の20代コンビがともに妻帯者というのも珍しいケースだが、それがアナウンサーと社長というのは、かなり稀なことだろう。熊本の九州学院高等学校で出会った二人にとって、当時想像できなかった未来だったに違いない。
しかし、からし蓮根がつかもうとするのは私生活の幸せだけではない。昨年、ytv漫才新人賞決定戦(読売テレビ)で優勝。勢いそのままに『M-1グランプリ』(ABC朝日放送系)のファイナリストとなり、その名を着実に世間へ浸透させている、将来を有望視されるコンビだ。『M-1』決勝常連だったスーパーマラドーナ武智も自身のYouTubeチャンネルで二人の『M-1グランプリ2020』決勝進出をすでに予想している。
青空は、自身の冠ラジオ番組『さしよりからし蓮根』(ラジオ関西)で、リスナーから「『M-1』の目標」について聞かれ「優勝」と即答。愛妻の後押しを受け、高みを目指す「火の国ストロング」の未来に注目だ。