サッカー・J1は2日、第21節の1試合が行われ、ヴィッセル神戸はホームでガンバ大阪に2-2と引き分けた(ノエビアスタジアム神戸 21,276人)。これで神戸は6勝4分け11敗で勝点22とし、2日終了時点での順位は14位。
約2週間ぶりのJ1リーグ戦となった神戸。加入したばかりのGK飯倉大樹が即先発するも、チーム得点王のFWダビド・ビジャが負傷欠場。そのなかで臨んだG大阪との一戦では、開始8分で、ディフェンスラインの裏に飛び出してきた倉田秋に先制ゴールを献上。0-1で迎えた後半もG大阪FWパトリックに復帰後初得点を許してしまう。
しかし、そこから反撃に出た神戸は、アンドレス・イニエスタの縦パスを契機にPKを獲得すると、イニエスタが蹴ったPKは、いったんははじかれるも、そのこぼれ球をワントラップして冷静に左足でたたきこみ、1点差に迫る。すると、後半途中出場の西大伍の右クロスに、ゴール前で合わせたのは、同じく途中出場の増山朝陽。力強くヘッドで押し込み、東京五輪世代のアタッカーのゴールで同点に追い付く。
終盤はどちらも勝ち越しを狙って攻め合い、アディショナルタイムにはカウンターから西のパスに田中順也が抜け出すビッグチャンスも迎えた神戸。田中は右足でゴールを狙うも、シュートは惜しくもクロスバーに弾かれてしまう。最後のCKも得点には至らず、勝ち越しはならなかったが、リーグ戦の連敗を3で止め、勝点1を得た。
神戸は次節、10日にアウェイの昭和電工ドーム大分で、大分トリニータと対戦する。
ヴィッセル神戸、ガンバ大阪と2-2のドロー J1リーグ戦の連敗は3で止める
2019/08/02