宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあが、2月17日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で上演中の『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』、『Ray -星の光線-』について、役に対する思いや舞台への意気込みを語った。
お芝居では「謎の男」という役を演じている瀬央。香盤を見たときには自分の目を疑ったと話したが、台本を読んで徐々に納得したという。役作りについては「最近は“受け“の芝居をすることが多かったので、こんなにも人を巻き込んでいく役は久々。いつもとは全然違うエネルギーの出し方をしなくてはいけなくて最初は戸惑いもあったが、やっていくうちに楽しくなってきた」とお稽古場からの様子を明かした。
今回は、同期である礼真琴のトップお披露目公演。そこでガッツリ組む芝居をしていることについて、「こんなに一緒にお芝居をしたり歌ったりできるのは新人公演ぶり。本公演でできることが感慨深いねと2人で話した。うれしかった」と喜びを語った。
ショーに関しては、好きなシーンを聞かれると、フィナーレでの娘役とのダンスシーンを挙げた瀬央。今回を最後に星組から専科へ異動となる組長、万里柚美と組んで踊っていることに触れ、「柚美さんが、星組で最後に組むのが自分になる。気を引き締めて毎回大切にやっている」と、組長への想いを述べた。
星組宝塚大劇場公演は、3月9日まで上演中。