コロナ禍で在宅時間が増えるなか、「楽しみは美味しいもんを食べることや」という方は多いはず。
でも高齢者の方には「いつまで美味しく食べられるだろう」という不安があるのも事実です。
こうしたなか、これからの美味しい高齢者食・介護食の勉強会と試食会が10月初旬、大阪で開かれ、僕も参加しました。
参加して分かったことは、家庭で高齢者用の食事を作るコツは『大きさ』と『軟らかさ』がポイントだということです。
隠し包丁を入れたり、下ゆでをすることで形を保ったまま軟らかく食べられます。
試食会では粉砕した海苔を使った巻き寿司や、絹ごし豆腐を使ったお餅もどきを入れたお汁粉などが提供されました。
「いくつになっても美味しく食べたい」、これからのグルメの行く先を示しているように感じています。(ラジオ関西パーソナリティー・谷五郎)