コロナ禍対応 新素材の研究開発本格化へ 山本化学工業が新プロジェクト | ラジトピ ラジオ関西トピックス

コロナ禍対応 新素材の研究開発本格化へ 山本化学工業が新プロジェクト

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 医療機器メーカーの山本化学工業(大阪市)は16日、世界的ウイルス感染時代の今、免疫力向上の一助を担おうと、医療分野、健康増進分野、美容分野、QOL向上分野で、電源や電気を一切使わずに体の環境を整える高機能新素材「e71」を開発したと発表した。

 新素材は、5年前から開発に取りかかり、現在までの素材試験では、常温で体の内部をゆっくりと温め、低下した体温を正常範囲まで高めるとともに、血流速度、血流量、血液量などが改善する機能を有していることが判明したとのこと。新素材の特性を活かした各分野の試験は実証済みで、それらを基礎に今後、唾液量の増加、免疫lgA抗体の増加、mRNAの活性などの本格検証を行うとしている。

 山本富造社長は、「11月から、京都大学、埼玉大学、近畿大学、東京歯科大学などで、医療、健康増進、美容、QCL向上などの各分野において、エビデンスの検証を行い、約6か月以内に結果発表をする」と語った。

山本化学工業の山本富造社長
山本化学工業の山本富造社長
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