女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路は、今季第2戦となった10月24日、毎日興業アリーナ久喜(埼玉県久喜市)で行われた埼玉上尾メディックス戦でフルセットの末に大逆転勝利。中谷宏大新監督になって初白星を勝ち取り、31日のホーム開幕戦(久光スプリングス戦、会場=ヴィクトリーナ・ウインク体育館)に弾みをつけた。
上尾戦では、先に2セットを取られながら怒涛の反撃を繰り出し、最終セットも相手に一時マッチポイントを取られながら、粘り強さを発揮。最後は長野有紗選手のブロックポイントで勝利の歓喜に酔いしれた、ヴィクトリーナの選手たち。応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)10月26日放送回では、チームを代表してアウトサイドヒッターの金杉由香選手にインタビュー。勝利の喜びをラジオで伝えた。インタビュアーは、元ヴィクトリーナの選手で、番組パーソナリティーの菅原未来(現:クラブスタッフ)。
――フルセットで見事勝利を収めました。上尾戦を振り返って、感想をお願いします。
金杉 1、2セットは自分たちの流れがつかめなかったのですが、代わりに入ったメンバーも役割を果たしたことで、3、4、5セットで修正できていたのかなと思います。まだまだ数字上は良くない部分はありましたが、チームの総力戦で勝つことができたなと思いました。
――今回初めてのリモートマッチ(無観客試合)でした。リモートマッチの感想を教えてください。
金杉 良いところでいうと、選手の声やスタッフの声がよく聞こえるので、指示がしやすかったのかなと思います。ただし、自分たちはホームゲームなどで皆さんの応援が力になっていましたので、今回は応援の声が聞こえず、いつもの声援のありがたさを感じました。
――やっぱり応援がいるのといないのとでは、全く違う感じですか?
金杉 そうですね。本当に力になりますし、すごく攻めることができるのは、(応援してくれる)みんながいるからかなと感じます。
――今回開幕2戦目で勝利を挙げましたが、金杉選手から見て、今のチームの雰囲気はどんな感じですか?
金杉 1勝してうれしいのはありますが、今はもう前に進んでいる状況で、雰囲気的には(いい意味で)ピリピリしつつ、先を見ているという感じが強いと思います。
ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』では選手に向けた応援メッセージを大募集! 皆さんからの熱いメッセージを『ヴィックエール』と名付け、番組内で紹介している。ヴィクトリーナ姫路を一緒に盛り上げるため、はがき、または、メールで番組までぜひ送ってほしい。
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