7月のラジオ関西おすすめ曲「GATE」を歌う北原ゆかさんインタビュー【後編】「番組は自分のアーティストとしての方向性を決めるきっかけになった」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

7月のラジオ関西おすすめ曲「GATE」を歌う北原ゆかさんインタビュー【後編】「番組は自分のアーティストとしての方向性を決めるきっかけになった」

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 ラジオ関西『北原ゆかのLanding Radio』 (土曜19:40-20:00)でもおなじみ、現役女子大生シンガーソングライターの、北原ゆかさん。約1年半ぶりに発表した待望の新作、2nd Digital Single「GATE」が、このたび2019年7月のラジオ関西おすすめ曲に選ばれました。今回ラジオ関西トピックスでは、進境著しい北原さんにインタビューを敢行。その後編では、自らがパーソナリティーを務める番組のこと、そして、今後のことなどを伺いました。

(写真:ラジオ関西『北原ゆかのLanding Radio』)
(写真:ラジオ関西『北原ゆかのLanding Radio』)

――北原さんがラジオ関西でパーソナリティーを務める『北原ゆかのLanding Radio』は、2017年6月4日からスタートし、2019年4月27日に放送100回、そして、7月13日で通算111回となりました。改めて番組を担当するきっかけや、ここまで続けてきた思いを聞かせてください。

私が番組をはじめたきっかけは、ラジオ関西にいきなり来て、「こういう者です!」とCDの自分の音源を持って行ったところから。「1曲でも、1回でもいいから流してほしい」という思いで行きましたが、その後、(北原自身の)番組の話をいただいて、びっくりして、そのときに「できる?」みたいな感じで聞かれたんです。当時はまったく自信がなかったし、「ラジオにゲストとして出たこともなかったのに、いきなり番組パーソナリティーなんて……」という思いもありました。でも、「このチャンスは絶対につかみたい!」と思って、「できます!!」って(笑)。「私、いつもライブ配信とかやっていて、しゃべるのも慣れていますし、ライブもたくさんやっているので、全然できます!」って言いまして……。実際にラジオ(番組放送)の初回のときは、(緊張で)それこそ台本を読むだけというような感じで、「コンニチハ、キタハラユカデス……」みたいな状態だったので、「(面接のときの話は)どこがやねん!」みたいに思われていたと思うんですが(苦笑)。そういうところから始まったので、そのときはまさかこんなに長くさせてもらえるなんて想像もできなかったです。

(番組担当D でも、初回はめっちゃお便りきたよね)

来ました! たくさん! うれしかった~!

――そこから番組を続けてきて、今、音作りとかライブとかにいかされていることはありますか?

それはもうすごい大きいです! 何が大きいって、いろんな曲を聴くようになったこと。今までは自分の好きな音楽しか聴いてこなかったのに、番組を通して、いろんなジャンルの音楽を知りました。それに、以前ならアーティストしか見ていなかったけど、作曲者とか編曲者とかそういうところを注目したりするようになって、すごい幅が広がったなって思います。幅が広がったうえで、「自分が好きなものはこれ!」って言えるようになったというか。「こんな音楽が好き!」というのは(以前から)あったけど、「なんで好きなのか」が、いろいろな音楽を知ったことで、わかるようになった。「じゃあ好きなものを作るには、こういうふうにしていこう」という、自分のアーティストとしての方向性を決めるきっかけに、この番組『北原ゆかのLanding Radio』はなっています。

――これから番組でやっていきたいことはありますか。

いろんなアーティストさんとか、音楽をこれから頑張っていこうという方、音楽好きの方に聴いてもらえるような番組になったらいいなと思います。音楽の要素をもうちょっと濃くして、もっとアーティストの人に遊びに来てほしいですね。前も(7月のマンスリーAミュージックに「Hey Girl」が選ばれている)有華(ゆか)さんが遊びに来てくださったんですが、やっぱり人と話すことがすごく楽しくて。普段は聞けないようなことも、いろいろ聞けたりしますし。たとえば「作詞をどうやってしているの?」とか、「ライブで何を思っているの?」とか同じアーティストとして話が聞ける場があるのはいいなと思いますね。

――8月にはミニアルバムが発売されることも決まりました。

(北原自身のなかでこれまで制作したものは)100曲以上あり、次のアルバムに入っているものは、そのなかから何曲かという形にはなりますが、自分が「こういう音楽をしたい」、「こういうことを伝えたい」というものが、ギュっと詰まっています。だから、すごく楽しんでもらいたいなと思います。また、ライブとは全然違う私になっていたりとかするので、そういうところもまた聴きどころかなと思います。自分のなかでは、前回(のミニアルバム)と今回とで、これが変わったとかはないんですが、期間が開いていることもあって、歌唱力というのはだいぶ変わったかなと。この1年間、「ボイトレ! ボイトレ! ボイトレ!」みたいな感じでずっとボイストレーニングをやってきていたので、表現力とか、そういうところは今までと違うかなと、自分で聴いても思いますし、声が大人っぽくなったかなと思いました。

――11月にはワンマンライブも予定されているとのことですが。

普段のブッキングライブとかフリーライブとかとは違って、全員が「北原ゆかのライブを楽しむぞ」という気持ちでたぶん来てくれるんじゃないかなと思っていますし、すごく楽しみ。普段はどうしても『はじめまして』の方、未来のファンの方に向けて歌っていることが多いんですよ。自分を知ってもらうために出演していることが多いので。そうじゃなくて、知ってくださった皆さんが集まったなかでするライブは、いつもと違うと思うんです。(ワンマンライブは)たくさんできるライブでもないから、そこで、本当の自分が伝えたいことは何か、もう1回改めて考えたりして、素の部分というか核の部分を伝えていけたらなと思います。どうしても今までだと、「はじめまして、北原ゆかです! 今度ライブがあります、来てください! 今日はこういうことがありました」くらいしか話せないんですけど、ワンマンライブでは自分の歌のこととか、もっともっと知ってもらいたいです。さらに、バンド編成でのライブというのも(楽しみは)大きいですね。

――最後に、番組のリスナーやファン、トピックス読者へのメッセージをお願いします。

いつも『北原ゆかのLanding Radio』を聴いてくれて、本当にありがとうございます! 初めのうちはつたなかったけど、最近は自分の素を出せるようになってきました。それでも、まだまだ出せていないところもたくさんあると思うから、これからもっと番組を楽しくして行けるように頑張っていきたいなと思います。疲れたときとか、しんどいときとか、もちろん楽しいときも含めて、いろんなときに聴いてもらえるような番組になるように、もっともっと充実していきたいと思うので、毎週聴いてください! よろしくお願いします!

(写真:ラジオ関西『北原ゆかのLanding Radio』)
(写真:ラジオ関西『北原ゆかのLanding Radio』)

【プロフィール】
北原ゆか(きたはら・ゆか)
兵庫県出身、1999年11月10日生まれの現役女子大生シンガーソングライター。2016年5月、日本赤十字社主催の献血推進プロジェクト「LOVE in Action」Song for the Life 音楽コンテストでオリジナルソング「Be the light of the world」を披露し、グランプリを受賞。2017年2月に1st CD「progress」、同年12月に2nd CD「フレンチブルドック」をリリース。ラジオ関西では2017年6月4日から『北原ゆかのLanding Radio』をスタートすると、屈託のないありのままのトークと、毎週その場で収録されているギターやピアノでの弾き語りが好評で、2019年4月27日には放送100回、7月13日には放送111回を記録。北原自身のTwitter(@yuka_1110_music)およびinstagram(instagram.com/kitahara_yuka/)のフォロワー数は、ともに2万3000人以上を誇る。

【公式Twitter】『北原ゆかのLanding Radio』(@yuka_radio558)

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