25日、サッカーのJリーグは、2月26日(水)から3月15日(日)に開催予定の2020明治安田生命Jリーグおよび2020JリーグYBCルヴァンカップのすべての試合について、開催延期を決定したと発表した。これは24日の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となる」との見解が発表されたことを受けて、感染予防対策および拡散防止のために最大限の協力をしていくことを検討したなかで決断したものだという。
J1のヴィッセル神戸の延期対象試合は、2月28日(金)の第2節鹿島アントラーズ戦(茨城県立カシマサッカースタジアム)と、3月7日(土)の第3節ベガルタ仙台戦(ユアテックスタジアム仙台)、3月14日(土)の第4節湘南ベルマーレ戦(ノエビアスタジアム神戸)。神戸はホームページやSNSを通じて、「延期が決定した試合の代替開催日および、3月14日(土)湘南戦のチケットの取り扱いについては、決定次第お知らせいたします。対象試合のチケットは破棄せず保管いただきますようお願いいたします」と呼び掛けている。
なお、神戸が参戦しているアジアナンバー1を決める大会、AFCチャンピオンズリーグ2020でも、新型コロナウイルスの影響により、グループステージの広州恒大(中国)戦の延期がすでに決まっている。神戸が3月3日に予定していたホームゲームは、現時点では4月7日(火)に開催予定となっている。
Jリーグ開催延期、ヴィッセル神戸は3試合が対象に
2020/02/25