女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)。11月30日放送回では、28日のKUROBEアクアフェアリーズ戦、29日のPFUブルーキャッツ戦を終えたヴィクトリーナ姫路の荒谷栞選手が電話出演し、今の思いなどを語った。
E・プラザいしかわで行われた2連戦。KUROBE戦ではストレート負け、PFU戦ではフルセットの末に敗れる、悔しい結果となった。レギュラーラウンドを半分終え、ヴィクトリーナは現在1勝10敗となり12チーム中最下位となっている。
番組ではPFU戦後に収録された中谷宏大監督のコメントも紹介された。「本日もリモートの応援ありがとうございました。選手一人ひとりが今日勝つために、何をすべきか深く考え行動してくれたと思います。昨日(KUROBE戦)より確実に良くなったと思いますが、あと少しというこの現状を全員で打破しなければならないし、そのための行動を一人ひとりがもっとしていかなければならないと思います。来週で年内最終週となりますが、2レグのスタートを良いものにできるように、一丸となって頑張りたいと思います。引き続き、ご声援よろしくお願いします」と、ここからの反撃を誓っていた。
番組パーソナリティーの菅原未来(元ヴィクトリーナ選手、現クラブスタッフ)は、「なかなか“V1の壁”を越えて上を目指すということは簡単ではないけれど、確実にチームは強くなっている。一番悔しい思いをしているのは選手、スタッフだと思います。それでもあきらめず頑張っているチームの皆さんに、私たちも精一杯エールを届けていきましょう」と一丸となって応援しようと呼びかけた。
番組の後半ではミドルブロッカー・荒谷栞選手が電話出演し、2連戦を振り返った。
――荒谷選手、お疲れさまでした。11月28日、29日両日とも悔しい結果だと思います。2日間を振り返っていかがですか?
【荒谷】負けが続いている試合状況の中で、この2連戦は勝ち切りたいというのはチーム全員が思っていました。その中での2敗という結果になってしまい、今の率直な気持ちとしては『悔しい』という気持ちが一番大きいです。
――そうですよね。今回はリモートマッチということで、画面越しで応援させていただきました。相手に押されているという感じは全くないなと思いながら見ていたのですが、実際に試合をしている選手たちはどんな感触でしたか?
【荒谷】そうですね。やっぱり自分たちで自分たちの首を絞めている展開が多くて。相手がどんな相手でも力を出し切れないというか、相手というよりは自分たちが力を出し切れず、なかなか思うようなバレーができていないというのが現状です。私たち自身もタイム中に「相手にやられているわけじゃないよね」という話は何回も出ていましたが、そこが一番の今の私たちの課題だと思います。次の2レグに向けては、自分たちの力を自分たちでしっかり出し切ることが課題かなと思います。
――こういう状況が続くと、気持ち的に下がっていく部分もあると思います。2日間を振り返って、自分たちの良かったところはどんなところだと思いますか?
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