鉄アナ・羽川英樹の連載「行ってきました!」。今回は、大阪・心斎橋に復活した心斎橋PARCO(パルコ)を、羽川アナが現地リポートしました。
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大阪・心斎橋に9年ぶりにパルコが帰ってきました。11月20日の再オープンから約1か月、少し落ち着いたところでつぶさに店内を見てきました。3年前に大津パルコが撤退していたので、関西では現在唯一のパルコとなります。
1969年に池袋で1号店がオープンしたパルコ。イタリア語で公園を意味します。のちに渋谷店を中心に若者のファッション・文化の原動力となってきました。当初はセゾングループの一翼を担い、大人は西武百貨店で若者はパルコという棲み分けもできていました。現在は大丸・松坂屋グループのJフロントリティリングの一員となっています。
お店はかつての大丸心斎橋北店(その前はそごう心斎橋店)だったところで、地下2階・地上14階建てに約170のお店が入り旧パルコの5倍の広さとなっています。
1~5階がファッションフロア、6階はポップカルチャー、7階は無印良品、8階はスポーツやアウトドア、9~11階には東急ハンズが入りました。パルコといえばセゾン時代にロフトとセットでしたが、今回は独立店舗を閉じたハンズがここに入居しています。
現在オープンしている飲食から注目を2軒。地下1階にあるのが、おかず茶漬けの専門店「暫(しばらく)」。9種のトッピングと3膳分のご飯がセットになった「旅するだし茶漬け」(1180円税込み)がおすすめ。また2階にはエンポリオ・アルマーニが東京・青山に次ぐ2号店としてカフェを展開。こじんまりしたスペースながらアフターヌーンティセット(3080円)や、洋梨のパフェ(1400円)などが大人気。このあと新年からは地下2階に「心斎橋ネオン食堂街」、13階には「御堂筋ダイニング」がオープン予定です。
6階のフロアは「ゴジラ」「クレヨンしんちゃん」「スヌーピー」「刀剣乱舞」「レゴストア」などのポップカルチュアが目白押し。巨大ハンバーガーは大人気のフォトスポットになっています。