毎週月曜日にラジオ関西で放送中、サッカー・なでしこリーグ1部のINAC神戸レオネッサ応援番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(18:30-18:50)。INAC神戸応援大使の磯佳奈江(NMB48)が加わり、新体制初陣となった1日は、磯、近藤岳登と、「ひかきち」こと中学2年生の舞台女優・寺田光がそろったなかでの生放送となった。
29日に行われた2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第8節、伊賀フットボールクラブくノ一戦を振り返ると、INAC神戸は前半に先制を許す展開となったが、後半に入り、55分に仲田歩夢のゴールで同点に追いつく。それでも、勝ち越しまでには至らず、2試合連続引き分けに終わった。
この試合でも、応援大使としてスタジアムDJなどを務めるなど、場内を盛り上げた磯は、ピッチサイドで観戦し、その臨場感に驚いていた。「(伊賀戦では)女子でも意外に(ぶつかり合いの激しい)バチバチの試合だった。でも、そこも見どころ」と、なでしこリーグの新たな醍醐味を発見したよう。同じく試合を観戦していた寺田も「本当にかっこよかった! (ゴールが)入りそうとか、ギリギリのところ(攻防)がすごかった」と、INAC神戸の戦いに魅了されていた。
また、サッカーに詳しい磯は、昨年9月の負傷離脱以来、約9か月ぶりの復帰となった福田ゆいのプレーに注目。「(福田が)入ってからゲームが変わった。つなげるようになった」と、中盤の若きゲームメーカーを讃え、「サポーターの皆さんも応援の幕で『おかえり』と迎えていて、ああいうのを見るといいなと。それに、試合後、福田選手にみんなが水をめっちゃかけて(復帰を喜んで)いる様子がすごくよかった」と、チーム、サポーターの一体感のよさを番組でも取り上げていた。同じく大けがから復帰した守屋都弥とともに、レオネッサに期待の若手が戻ってきた。
さらに、番組では、FIFA女子ワールドカップ フランス 2019を戦ったなでしこジャパン、INAC神戸から選ばれた中島依美、岩渕真奈、鮫島彩、三宅史織、杉田妃和の奮闘を労った。元Jリーガーの近藤も「ワールドカップは本当に違うもの。日本を背負っているから」という特別な舞台で活躍したレオネッサの精鋭たち。そのなかでも、「(なでしこジャパンの)全試合を、全部起きて(テレビで)観ました!」と、リアルタイムで応援していた磯は、「岩渕選手とはワールドカップに行く前にバーベキューを一緒にしたのですが、本当に気さくな方で、その選手がテレビの向こう側で日本を背負って頑張っているのを見ると、本当にうれしい思い」と、INAC神戸での出会いから、さらに選手たちへの思い入れを強くしていたようだった。
なお、パーソナリティー最初の放送を終えた磯は「本当に緊張しました! これからもっとうまくできるようになりたい」と話していたが、NMB48『床の間正座娘』の曲紹介をはじめ、テンポのいい進行に、近藤も「磯ちゃんはすごい!」と驚いていた。
INAC神戸の次の試合は、なでしこリーグカップ1部Bグループ第9節、マイナビベガルタ仙台レディースとのアウェイ戦(午後1時キックオフ)。ここまでリーグカップ戦では5勝2分け勝点17のINAC神戸は、すでに決勝トーナメント出場を決めている。