宝塚歌劇団OGの榛名由梨が、12月21日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、11月に行われたコンサートや宝塚時代の代表作などについて語った。
今年はコロナ禍で、予定されていた宝塚OGのコンサートも軒並み中止になったが、そのなかでも榛名ら7人の元トップスターが11月に淡路島に集まり、寺田瀧雄・柴田侑宏メモリアルコンサート『GIFT 2つの夢』が開催された。
この企画について榛名は「寺田先生と柴田先生のコンビで素晴らしい作品がたくさんあるので、絶やしたくないし、皆さんにぜひ聴いてもらいたいという意思で以前から考えていた。昨年、柴田先生が亡くなられたことで『今やりたい』と思い、みんなに声をかけた」と説明した。
また当日の様子についても、「入れられる客数はキャパシティの半数。観客はみんなマスク姿。舞台の上から見た客席は不思議な光景だったが、なつかしさなのか、ハンカチで涙を拭いながら聴いているお客様もいてビックリした」と心情を明かした。
番組後半は、榛名の代表作のひとつである『永遠物語』の話に。番組パーソナリティーの小山乃里子から「ショーちゃん(榛名の愛称)しか演る人がいないんだね」と言われると、榛名は「地味な話だから、今の時代には難しいかも」としつつ、「私も不安があったが、清水の舞台から飛び降りる覚悟で挑んだ作品」と思い出を語った。
来年(2021年)、榛名は1月に『TOKYO MODERN TIMES 2021~日本のジャズ・ラテン音楽アンソロジー』に出演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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