甘く酸味が少なく、果実の切り口がハート型のイチゴ、「とちあいか」。この栃木県産イチゴの新品種が、10月下旬から出荷されている。
「とちあいか」という名前には、「愛」される「とち」ぎの「果」実になってほしいという願いがこめられていて、投票で選ばれた。
生産量が半世紀以上にわたって日本一で、全国で唯一のいちご研究所もあり、イチゴの品種や栽培開発が行われている、栃木のイチゴ。品種では、国内シェア1位で、実が大きく、酸味が少なく、甘くてジューシー、ツヤツヤした光沢がある「とちおとめ」が有名だ。そのほかにも、非常に大きくきれいな円すい形で、明るく色鮮やかで、上質でジューシーな味わいの高級品種「スカイベリー」。ミルクのような白さ、まろやかな食感と甘さがあり、2019年に登場した白いちごの「ミルキーベリー」などがある。
栃木のイチゴは、本来の旬の5月~6月や秋冬だけではなく、夏秋採りの「なつおとめ」もあり、一年中楽しむことができる。新品種の「とちあいか」にも、大きな期待がかかる。
17日のラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』には、栃木県大阪センターの井上彰センター長がゲスト出演し、栃木の魅力をPRした。
※ラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』2020年12月17日放送回「こちら栃木県大阪センターです」より
■いちご王国とちぎ