ヴィッセル神戸の応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西、パーソナリティー:宮川陽香)、新年最初の放送となった1月4日のオンエアでは、2021年シーズンに加入する前橋育英高校の櫻井辰徳選手にインタビューを行った。
2020年9月に内定をもらったときは「一番ほっとした」と話す、櫻井選手。プロ入りに向けて、オフシーズンはヴィッセル神戸のトレーナ―からのトレーニングメニューをこなしているほか、個人的に友だちとボールを蹴る機会などを通じて体を動かしていると現状を話した。
また、ヴィッセル神戸の練習参加を通して最も衝撃を受けた選手については、選手全員のレベルの高さに驚きつつ、「一番の衝撃は、同じポジションの山口蛍選手。練習でマッチアップすることも多かったが、この選手を超えないと、上(スタメン)ではやっていけないなと思った。すごい衝撃を受けたのを覚えている」とコメント。練習後には自ら山口選手に声をかけに行って「守備とかどう意識していますか」と質問を投げかけたという。「学べることが多いチームに入ったので、山口選手のみならず、いろいろな選手から学んでいきたい」と抱負を語った。
そして、櫻井選手自身のプレーのストロングポイントについては「キックが特長。ボールを持った時にゲームを動かすキック、一発で仕留めるパスを見てほしい。利き足がなく、どちらの足でも同じ質のボールを蹴ることができる」と自信をのぞかせた。
父が読売巨人軍の原辰徳監督のファンで、生まれる前から男の子が生まれたら名前は辰徳と決まっていたというエピソードも話した、櫻井選手。サポーターには「辰“タツ”と呼ばれたい」と話し、プロ1年目の目標として「練習から自分をアピールし数多く試合に出ること。1年目からノエスタのピッチに立って活躍したい」と意気込みをみせた。
高校生活最後の大会である全国高校サッカー選手権大会は群馬県予選3回戦で敗退と悔しい結果になったが、2021年は新たなJのピッチで櫻井選手が活躍する姿を期待したい。
※ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』2021年1月4日放送回より
◆『GOGO!ヴィッセル神戸』公式Twitter
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