サッカー・J1のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西、パーソナリティー:宮川陽香)の1月25日の放送では、ヴィッセル神戸の2021シーズン始動日の様子についてヴィッセル神戸広報の伊藤渉さんに話を聞いた。
「選手が練習場に集まってくるのを見て、改めて(ヴィッセルとして)サッカーができることをうれしく感じた」と、2021シーズンが始まったことを肌で感じたという伊藤さん。昨年から続く新型コロナウィルス感染拡大の影響、さらには現在、兵庫県内に緊急事態宣言発出中ということもあり、「(この現状のなかでも)集まって練習できることをとてもありがたく思うと同時に、感染予防対策をしっかりしなければならない」と気を引き締めながら、始動日を過ごしたようだ。
チームには、新加入のブラジル人FWリンコン選手をのぞくメンバーが合流。練習初日からゲーム形式などを通して、激しく、かつシャープな動きを見せていたという。ケガで別メニュー調整中のMFアンドレス・イニエスタ選手については、三浦淳寛監督もいうように「予想しているよりも順調に回復している」とのこと。このまま順調に進めば、予定よりも早く復帰できそうということで、再びピッチでキャプテンの雄姿を見る日も待ち遠しい。
また新シーズンになると、広報としても仕事がたくさんあると話す、伊藤さん。サポーターやファンが楽しみにしているのが選手名鑑に関する各選手へのアンケート作業も急ピッチで進行中だ。「アンケートは選手それぞれの特徴が出る」とのことで、広報からのお願いにDF酒井高徳選手は「ええっ~!?」とためらいつつも、パパっと手際よく記入していたそう。なんとも実直な酒井選手らしいワンシーンといえよう。一方で、新加入DF櫻内渚選手や、2年目のDF山川哲史選手は、「結構悩むタイプみたいで時間をかけて細かく書いてくれていた」。クラブのイヤーブックや選手名鑑などをぜひ手に取って、ヴィッセルの選手たちのコメントなどをチェックしたいものだ。
ちなみに、新加入選手については「全体的には控えめでおとなしそう。初日ということもあり、まだなかなかキャラクターがわからず、どう呼べばいいか、みんなで話しあっている様子」。そのなかでも、ほほえましい風景として、櫻内選手が酒井選手とどう呼び合えばいいか話をしているなかで、櫻内選手が「ナギ君と呼んで」と伝えるなど、最初のコミュニケーションをとっていたエピソードも伊藤さんは紹介。「これからリラックスした表情を広報SNSなどを通じて伝えていきたい」ということで、今後のクラブSNSにも注目だ。
1月31日(日)にはオンラインで新加入選手の発表会が行われるなど、サポーターにとってもいよいよシーズンが始まったといえるようなイベントも決まっている。2月4日(木)からは沖縄キャンプもスタートし、2月27日(土)にはホーム・ノエビアスタジアム神戸で宿敵・ガンバ大阪との開幕戦も待っている、ヴィッセル。新シーズンの航海にも期待は高まる。
※ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』2021年1月25日放送回より
◆『GOGO!ヴィッセル神戸』公式Twitter
https://twitter.com/gogo_vissel558