ベトナムは南北に長いのでその土地ごとに郷土料理があり、どれも日本人の口によく合って美味しい。大阪梅田に店を構える「ベトナム酒場ビアホイ」では、本格的なベトナム料理が楽しめる。
ベトナム人シェフが、春巻き・フォー・青パパイヤサラダ・空芯菜炒め・バインセオなど野菜、肉、海鮮を使った料理を数多く用意している。また、ヤギ・アヒル・ウズラなどを使った本場のメニューを取り揃え、お酒は250種類以上、ランチやデザートバイキングも味わえる。
まるでベトナムへ旅行に行ったような空間だ。家具や家具や装飾品は現地から取り寄せた本物だという。来店客の半分は日本在住のベトナム人、日本人のうち7割が女性客、と店長の森有輝さんは語る。
ゴイクン(生春巻き)
ベトナムの代表料理。エビや豚肉、ベトナム風なます、ビーフンをライスペーパーでくるんで甘酸っぱい魚醤(ヌックマム)ベースのたれをつけて食べる。
ブンチャー(混ぜ麺)
細いお米の麺「ブン」と、揚げ春巻き・豚ばら焼肉・ツクネ・野菜や香草を魚醤ベースのたれと一緒に混ぜて食べるハノイの郷土料理。甘酸っぱいタレに、香ばしい豚ばら焼肉やツクネの旨味が調和し、ブンがすすむ絶妙な味付け。ベトナム人・日本人ともにナンバーワンの人気料理だという。
カエルの唐揚げ
食用のカエルを魚醤ベースのたれと塩コショウで味付けし、レモングラスとトウガラシをまぶしている。食感は鶏と魚の中間。味は淡白でくせがないが旨みを感じられる。
チェーチョイヌック(ベトナムのデザート)
チェーはベトナムでおやつとして愛される伝統的スイーツ。写真はタピオカともちもちの白玉団子とココナツミルクをつかったもの。日本でいえばぜんざい風の甘味だ。