兵庫県の井戸敏三知事は2月9日、ラジオ関西の番組に生出演し、21世紀枠で第93回選抜高校野球大会に出場が決まった県立東播磨高校(加古郡稲美町)に対し、支援の寄付を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年は中止となったセンバツ。今春は3月19日から13日間の日程で行われる。兵庫からは、神戸国際大附属高校と県立東播磨高校の2校が選ばれた。
神戸国際大附は、昨年秋の県大会で4年ぶりに優勝し、続く秋季近畿大会でも8強入り。春は4年ぶり5度目、夏を含めれば7度目の甲子園出場となる。
井戸知事は「県立東播磨高校は21世紀枠で選ばれ、甲子園出場は春夏通じて初めて。それだけに甲子園に出る準備ができていない。みなさんにはぜひ、寄付で応援してほしい」と呼びかけた。
兵庫県では、同校のセンバツ出場決定を受けて、かつて県立長田高校の甲子園出場で実施した「ふるさとひょうご寄付金」の「県立学校環境充実応援プロジェクト」を実施することを決め、8日から募集を始めた。1千万円を目標とし、部員等の交通費や宿泊費、出場、応援にかかる感染症対策費、用具等購入費に充てる。
県外在住の寄付者に対しては返礼品として1万円以上の場合は県立施設共通招待券、5万円以上の場合は招待券と県産品の詰め合わせセットを送付する。納付方法など詳しくは同校ホームページで。同校の寄付窓口は電話079-492-3111。
※ラジオ関西「こちら知事室!井戸敏三です」2021年2月9日放送回より
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◆神戸国際大学附属高等学校
◆兵庫県のふるさと納税「ふるさとひょうご寄附金」