3月は「自殺対策強化月間」。自殺防止対策を推進するために、自殺についての誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及、啓発することが重要として、兵庫県が相談窓口を設置しています。
新型コロナウイルス感染症の影響による労働環境や生活様式の変化、経済的な不安などの影響を受け、兵庫県でも昨年7月以降、自殺者が増えています。
厚生労働省自殺対策推進室が発表した令和2（2020）年の自殺者数（暫定値）は、全国で2万1077人、兵庫県では888人でした。
「あなたは今、1人で悩んでいませんか？」「生きることに疲れていませんか？」「あなたの周りに、何かいつもと様子が違う人がいませんか……？」「そんなときは、1人で悩まず、家族だけで抱え込まず、その思いを相談してください」と、兵庫県は呼び掛けており、以下の相談窓口を設置しています。
【兵庫県いのちとこころのサポートダイヤル】
こころの悩みや不安な気持ち等についての相談に対応。電話相談だけでは難しい場合には、最も適した他の相談機関や、相談窓口などを紹介している。
電話：078-382-3566
開設日時：（月）～（金）18:00～翌8:30、（土）（日）（祝）は24時間対応
【夜間法律電話相談】
弁護士と精神保健福祉士による電話相談で、経済問題や家庭問題等に関する相談に対応。
電話：078-341-9600
開設日時：（土）17:00～20:00、（日）17:00～21:00
【新型コロナウイルス感染症に関する生活・労働問題 法律電話相談】
新型コロナウイルス感染症の影響による生活・労働問題等に関する相談に対応。
電話：078-341-9600
開設日時：（月）～（金）18:00～20:00
※いずれも相談料は無料ですが、通話料は相談者負担
