【『GOGO!ヴィッセル神戸』マッチプレビュー 2021シーズンJ1第1節】
サッカー・J1のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西、パーソナリティー:宮川陽香)の2月22日の放送では、明治安田生命J1リーグ第1節でヴィッセル神戸と対戦するガンバ大阪について番記者に試合のポイントを聞いた。
サッカー専門紙『エル・ゴラッソ』でガンバ大阪を担当するサッカーライターの下薗昌記さんは、G大阪にとっての今シーズン最初の公式戦、2月20日の川崎フロンターレとの富士ゼロックス・スーパーカップ(2-3●)を振り返り、「元日の天皇杯では無得点で負けたが、2得点を挙げた。競り負けたことについてポジティブに考えている」と感想をコメント。今シーズンから取り組む4-3-3のフォーメーションに関しても、「ある程度結果を出せた。リーグ戦に向けてよい準備ができている」と、手ごたえを感じているようだ。
また今シーズンは前線にFWパトリック選手、FWレアンドロ・ペレイラ選手、そしてFWチアゴ・アウベス選手と、それぞれ特徴の異なるブラジルトリオが揃ったことで、「昨年は攻撃のカードが少なかったイメージだったが“駒が揃った”」と期待。新加入のレアンドロ・ペレイラ選手は190cmの長身をいかしたプレーだけでなく両足からの強烈なシュートも魅力で、チアゴ・アウベス選手の左足は世界レベルであると絶賛。今年のG大阪の補強について下薗さんは「90点」と高評価している。
一方、ヴィッセルの注目選手として、下薗さんはFW古橋享吾選手の名前を挙げた。「年々怖い選手になってる。スピードもあり開幕戦ではどれだけ抑えれるかがポイント」と警戒する。
さらに、下薗さんからはDF菊池流帆選手についても「昨年の(G大阪の)ホームゲーム(1-0でG大阪勝利)でも、ほぼパトリック選手を完封した。記者席まで声が聞こえてくるくらい気合いの入ったプレーと、身体能力も高く素晴らしい選手として注目している」と称え、G大阪の強力FW陣の「個」を封じ込められるのではと述べていた。
いよいよ2月27日(土)にはノエビアスタジアム神戸でガンバ大阪との開幕戦(午後5時キックオフ)に臨む、ヴィッセル。2021シーズンをよいシーズンにするためにも開幕戦勝利は必須。選手のみならずサポーターも一致団結し、ホームで勝利を目指す。
※ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』2021年2月22日放送回より