宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあが、2月22日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で公演中の『ロミオとジュリエット』について、舞台への意気込みを語った。
今回、役替わりでティボルトとベンヴォーリオの二役を演じる瀬央。パーソナリティーの小山乃里子から「お稽古大変だったんじゃない?」と尋ねられると、「自分の役を客観的に見られるのはすごく勉強になる。振付のときが、同時進行で覚えていくので一番大変だった。相対する役なので、向き合って踊ることもあり大混乱。歴代の役替わりの人を大尊敬した」と苦労の様子を吐露。それぞれの役については、「ベンヴォーリオは最後まで生き残るのでエネルギーの消費量がすごい。ティボルトは今までにない感じなので、良い意味で皆さんのイメージを裏切りたい」とコメントした。
話題が自粛期間の過ごし方に及ぶと、「何もできない状況に無力さを感じた。公演ができるのは奇跡。劇場に足を運んでくださる方に感謝」と心情を語り、いつも見ないジャンルの映画や小説に触れ、インプットの時間にしていたことを明かした。
「ハードな公演なので、ケガだけはしないよう気を引き締めて、チーム一丸でやっている。しっかり食べて、しっかり寝て、たくさん笑うようにしながら、みんな情熱的に舞台上で戦っているので楽しみにしてほしい」と意気込みを語った瀬央。出演する星組宝塚劇場公演は、3月29日まで上演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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