部活に熱中する高校生活がある日突然、時空を超える……人気コミックを新田真剣佑、山崎紘菜ら人気若手俳優の共演で実写映画化する『ブレイブ -群青戦記-』が、3月12日(金)、OSシネマズミント神戸・TOHOシネマズ西宮OS・TOHOシネマズ梅田などで全国ロードショー。
舞台はスポーツ強豪校。自分に自信が持てない弓道部の西野蒼(新田真剣佑)は、部活に身が入らない毎日を送っています。幼なじみの瀬野遥(山崎紘菜)と松本考太(鈴木伸之)は蒼のことを気にかけていました。
ある日、雷が校庭に落ち、学校に刀を持った野武士が次々と現れて生徒たちに襲いかかります。歴史オタクの蒼は、学校がまるごと戦国時代の「桶狭間の戦い」直前までタイムスリップしてしまったことに気付きます。織田信長と戦ったり、徳川家康と交流したりしながら生徒たちは何とか平和な現代へ戻ろうとするのですが……。
主人公・蒼を演じるのは国内映画単独初主演の新田真剣佑。弓道部で高いポテンシャルを発揮しながら引っ込み思案で歴史オタクのキャラクターです。弓道の場面では吹き替えなしで撮影に臨みました。弓道指導の先生が「何も教えることがない」と舌を巻くほどだったそうで、クランクインに合わせて稽古を重ねていたことが分かります。
新田の実力を、ベテランスタッフが“画力” “アート”という言葉で高く評価します。「すばらしい画力を持つ俳優。どんな場所でも、彼がいるだけで画になる。そのうえでいい条件が揃えば、さらにアートになる。『あ、これはもらった!』と自然にカメラが彼を捉えてしまう、そんな感じでした」(今作の撮影担当で、2019年アメリカのアカデミー会員として招待された佐光朗氏)。特に、決戦の朝に一人で木刀を持って振りかざすシーンで新田の立ち姿が美しいのを振り返り、「とてつもなく良かった。以前から興味を惹かれる俳優さんでぜひ仕事をしてみたかった」と語っています。
真っすぐなのは、立ち姿だけではありません。この作品に主演する座⻑として新田は、キャスト・スタッフへ特製のオリジナルパーカーを作ってプレゼントしました。「現場の士気が上がる、とてもうれしい贈り物だった」と同氏が明かしています。
原作は笠原真樹。「週刊ヤングジャンプ」で連載し累計115万部を超える人気コミック「群青戦記 グンジョーセンキ」です。
映画『ブレイブ -群青戦記-』
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