女子バレーボール、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路は、8日、松本愛希穂選手の負傷、ならびに、溝口由利香選手の2020-21シーズン限りでの退団を発表した。
アウトサイドヒッターの松本選手は2月11日の練習中に負傷。検査の結果、左ヒザ前十字靭帯断裂と診断された。
今シーズン、レギュラーラウンドで20試合に出場するなど、チームの主力のひとりとして活躍していた松本選手。「レギュラーラウンド最終戦を目前に練習中故障し、前十字靭帯断裂と診断を受けました。このことに真摯に向き合い、一日も早く皆様の前で元気にプレーできることを目指し、治療・リハビリに専念していきたいと思っています。ご心配をおかけしますが、これからもヴィクトリーナ姫路へのご声援、よろしくお願いします」と、クラブを通じてコメントを発表している。
一方、今季限りでの退団が決まった、溝口選手。福岡県出身、25歳のリベロは、日本体育大学から2018年にヴィクトリーナ入り。クラブ草創期を知る選手のひとりだ。今季はレギュラーラウンド8試合、ファイナルラウンド2試合に出場していた。
「このたびヴィクトリーナ姫路を退団することを決断しました。竹下佳江監督の元でバレーボールがしたいと思ってから約3年、地域リーグ優勝・V2リーグ優勝・V1リーグ昇格・入れ替え戦・V1リーグ残留と、このチームで様々なことを経験し、学ぶことができました」と、クラブを通じてコメントを発表した溝口選手。「自分の決めた道を進むことを応援してくれるチームには感謝しかありません。またどこかで皆さんとお会いできる日を楽しみにこれからも頑張っていきたいと思います。皆さま、今までたくさんの応援をありがとうございました!」と、感謝の思いを述べていた。