「落ちない城」にあやかり、受験生にも人気のスポット、白旗城(兵庫県上郡町)。その御城印が4月1日から販売される。
1336年に鎌倉幕府の討幕に貢献した1人、播磨の武将・赤松円心が築城した、白旗城。新田義貞率いる6万の軍勢をわずか2千の兵で50日余り防ぎ止めた、難攻不落の名城だ。現在、その山城は、「国指定史跡・白旗城跡」として、上郡町のシンボルの1つとなっている。
御城印というのは、神社や寺院でいただく「御朱印」のお城バージョン。現在各地で、500種類以上製作・販売されている。
白旗城の御城印は、上郡町観光案内所で購入可能。通常版と季節限定版の2種類あり、季節限定版は季節ごとに和紙の色を変えて販売する。4月1日から5月30日の間は、春限定バージョンを100枚限定で販売。価格は、1枚300円。
また、今秋、11月23日限定で「プレミア版」も限定100枚販売予定とのこと。夏以降の季節限定版、および、プレミア版の販売情報については、上郡町観光協会のホームページなどに掲載される。問い合わせは、上郡町観光協会事務局、電話0791-52-1116まで。
西播磨地域では、白旗城だけでなく、西播磨の他の山城の御城印についても、3月29日から販売されている。1日かけて西播磨地域を巡り、御城印を集めてみるのもおすすめだ。問い合わせは西播磨ツーリズム振興協議会、電話0791-58-2144まで。
なお、上郡町では、10種類、約1000本の桜が植えられている「かみごおりさくら園」の桜も、今年は3月末から4月初めにかけて、見頃を迎える。
※ラジオ関西『PUSH!』2021年3月31日放送回「ひょうご・おかやまケンザカE!(39)」より
【上郡町観光協会 HP】
【兵庫県・西播磨ツーリズム・観光ガイド「西播磨遊記」】