お笑いコンビ「さらば青春の光」東ブクロは、自身がMCを務めるラジオ番組『さらば青春の光 東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』(ラジオ関西、日曜24時~)で、同志社大学のお笑いサークル「喜劇研究会」の在籍当時、コンビを組んでいた1学年上のカズレーザー(現、メイプル超合金)との出会いを振り返った。
「(大学に入学し、サークル勧誘の際)お笑いサークルに入りたいと思って、喜劇研究会を目掛けて行ったら、金髪で全身真っ赤な人(カズレーザー)がブースの前に立っていて……。『あ、やめよかな』と思ったんですが、『まぁ、お笑いしたいから』と声をかけたら、一言『どうすんの、入るの?』って。それで『入りたいと思ってます』と言ったら、『じゃあ俺のこと“レッド”って呼んで』と言われたのが出会いです」(東ブクロ)
現在、テレビなどで見せる存在感は大学生時代から変わらないようだ。また、ビジュアルだけでなく、お笑いに対する姿勢も周りとは違っていたようで、サークル内で仲間に自分が作ったの漫才やコントを見せる「ネタ見せ」の際、(カズレーザー・東ブクロが所属した)喜劇研究会では、「笑ったら負け」の雰囲気で、それぞれが相手を“えぐる”ようなダメ出しをしていたそう。
まるでお笑い養成所のような雰囲気を作り出していたのがカズレーザー(当時は“レッド”)。学生時代から真剣にお笑いに取り組んでいたという。ネタ見せでは、「レッドさんの意見を聞きたい」とダメ出しを求める演者が集まっていたとのこと。
この日の番組ゲスト、お笑いトリオ「トンツカタン」の森本は、自身が所属した国際基督教大学・ICUお笑い研究会では、「ネタ見せ」の際、笑う人も笑わない人もいたとコメント。カズレーザーが作り出したお笑いにストイックな喜劇研究会の雰囲気に驚いた様子だった。
※ラジオ関西 『さらば青春の光 東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』2021年4月4日放送回より