居酒屋などで、名言や有名人の名前が大きく書かれたユニークなグラスを見かけたことはないでしょうか? 同じように、自宅でグラスに文字を自分で書いて楽しむという行為が一部の若者の間で話題になっているといいます。
いったいグラスに何の文字を書くというのか。それは「推し」の名前です。「推し」とは、アイドルやアニメのキャラクターなど、自分の「推しのメンバー」、略して「推しメン」を省略した表現ですが、とにかく好きな人やモノの名前をグラスに書いて、飲み物を飲むというのです。それだけ聞いても、何のためにそんなことをするのか、あまり理解できないという方がほとんどでしょう。
SNSで「推しグラス」の存在を知っていた、アイドルデュオの「Lovelys」(宮崎梨緒・八木沙季)に、実際に「推しグラス」を作ってもらい、その感想を聞きました。
(1)好みの大きさのグラス、透明テープ、油性マジック、そしてスマートフォンを用意します。
(2)下書きをするために、スマートフォンのアプリなどで、文字を縦書きで大きく表示します。インスタグラムのストーリーや写真に文字入れをするアプリを使う場合が多いそうです。また、フォントは、明朝体がベーシックとのこと。
(3)文字表示ができたら、スマホ画面に直接透明テープを貼り付けます。
(4)スマホ画面に表示された文字を油性ペンでなぞって、透明テープに文字を書いていきます。