歌手の大江裕が、ラジオ関西の番組に出演し、新型コロナウイルスの流行でコンサートが延期、中止になっていることに関し、師匠の北島三郎から声を掛けられたエピソードなどを披露した。
2007年当時高校生だった大江は、テレビ番組『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)に出演し、たちまち人気者になった。
現在30歳となった大江だが、容姿が変わらず、お肌がキレイとの声には、「『なにかお手入れしてるの?』ってよく言われるんですけど、本当に何もしてないんですよね。顔もばーっと洗うだけなんで」と、化粧水などを使ったりはしていないという。
続けて大江は、「でも体は横には成長しているんですよ」と周りを笑わせた。
「どうしてもお仕事(が終わる時間)が遅いので、ご飯を食べる時間が夜9時以降になってしまうんです。ご飯を食べてすぐ寝るっていうのがね……」(大江)
2018年から兄弟子の北山たけしと「北島兄弟」として全国を周っているが、大江は北山にお願いしたことがあるという。
「待ち合わせで、たけしさんが早いんです。先に行こうと、僕が集合10分前に行くじゃないですか。そうすると、もういるんですよね。それで、次の日は15分前に行くと、もういるんですよ。『おにいさん、ギリギリに来てください、気持ち的にも焦りますから』って言いました(笑)」。
2月22日にリリースした新曲は久しぶりの大将シリーズ「泥んこ大将」だ。
大江は「北島先生に作詞作曲をしていただきまして、昨年も台風とかいろいろありましたよね。そういうつらいときこそ、『みんなで助け合って支えあっていこう。人はひとりじゃないから』という歌を作りたいということで、北島先生が作詞作曲をして、プレゼントして下さいました」と新曲について語った。
昨今の新型コロナウイルスの流行でコンサートが軒並み延期、中止になっていることに関し、師匠の北島三郎からある言葉をかけられたという。
「『裕、つらいとおもったら、つらくなる。今の時期は休みを仕事だと思え。全部プラスに考えていきなさい、今は充電の時期なんだよ!』って言ってくださって……。言葉でも北島先生には助けていただいてます。今は、歌える日を目指して、一歩ずつ精進してまいりたいと思います」
5月17日から19日までの3日間、新歌舞伎座(大阪)での「北島三郎コンサート2020 歌と共に…」に出演する予定の大江。この頃には、華々しいステージで思い切り歌う大江の姿を見られるように祈りたい。