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“読んだら神戸が好きになる広報紙” 「広報紙KOBE」 ダイナミックなレイアウトで読みやすさ追求

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 令和3年全国広報コンクール(主催:公益社団法人日本広報協会)で、神戸市が発行する「広報紙KOBE」2020(令和2)年10月号が、広報紙(都道府県・政令指定都市部)に入選した。同コンクール広報紙部門における神戸市の受賞は、平成26年以降、6度目となる。

「広報紙KOBE」2020(令和2)年10月号より(提供:神戸市)

 神戸市は、“読んだら神戸が好きになる広報紙”として、神戸への誇りや愛着を持ってもらえるようにという思いから、毎月1回「広報紙KOBE」を発行している。月初めまでに各戸、または区役所、区民センターをはじめとする公共施設などに、約84万部、配布。全市版の13ページと区民版の3ページで構成されたタブロイド判の紙面では、イベント情報や暮らしに役立つ情報などを、写真やイラスト入りでわかりやすく記している。

 2020(令和2)年8月号より、これまで表紙と2・3面で構成していた特集記事を、4面まで加えた構成へと変更。定型の形にはめないダイナミックなレイアウトが可能となり、今まで以上に読み手の目を引き、市民に伝わりやすい紙面になっている。

 現在発行されている2021(令和3)年5月号のテーマは、「ひらこう生き物の世界 これからも共に暮らしていくために」。これから暖かくなるにつれ活発になる、冬眠から目覚めた生き物の活動や、生き物の絶滅の危機、野生鳥獣による農作物被害などの問題を特集している。六甲山、里山、瀬戸内海など自然に恵まれた神戸には、約8000種類の生き物が生息しているというが、そのなかで「生き物事件ファイル」では、神戸に生息する絶滅の恐れのある野生動物の紹介や、アライグマによる深刻な農作物被害の現状などを掲載している。

「広報紙KOBE」2021(令和3)年5月号より

 暮らしのコラムのページでは、下水道の雑学についての新連載「マンホールの下の知らない世界」が5月からスタート。神戸市の東水環境センター職員が扮するキャラクター「マンホールレンジャー」が下水道の役割や、下水処理に係る生物などをわかりやすく紹介。「魅力発見!神戸文化遺産ファイル」のコーナーでは、国史跡指定から100年の五色塚古墳(神戸市垂水区)をピックアップしている。

 いま、気になる新型コロナワクチン接種の予約受付についても、広報紙上で解説。神戸市ではワクチン接種の「接種券」の発送と予約受付を順次、実施しているが、接種券の受け取りから予約、ワクチン接種までの流れを詳しく掲載している。また、市内12か所の接種会場や、「接種当日は肩の出しやすい服装で」などの注意点も明記されている。

 神戸市広報戦略部の井上真暢さんは「これからも、市民の方に親しんでいただける、読みやすくわかりやすい紙面づくりを心掛けていきたい」と述べていた。

「広報紙KOBE」は各戸に配布のほか、区役所、市役所の市政情報室、インフォメーション神戸、そして市営地下鉄の各駅、市立図書館など神戸市関連施設などで配布。神戸市立点字図書館では「広報紙KOBE」の点字版・デイジー(CD)版も作成。またインターネットで見ることができる「広報紙KOBEデジタルブック」では、スマホでも読めるほか、外国語や音声読み上げにも対応している。


【広報紙KOBE】
【令和3年全国広報コンクールで「広報紙KOBE」が入選しました!!(神戸市 HPより)】

【全国広報コンクール 2021(令和3)年 審査結果(公益社団法人日本広報協会 公式HPより)】

【『サンデー神戸』番組HP】



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サンデー神戸 | ラジオ関西 | 2021/05/09/日 09:00-09:30

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