プロゲーマーのメルトン(MeLton)が、香川県で成立したゲーム条例(香川県ネット・ゲーム依存症対策条例)を受けて、独自のゲームとの付き合い方を話した。
自らの冠ラジオ番組『メルトンの膝で呼吸するラジオ』では、「ゲームをし過ぎて、勉強ができない」という中学3年生からのおたよりに「ゲームは飽きるまで、やりたいだけやるのが大事」と答えた、メルトン。「そうすればゲーム自体が、誰かの作った箱庭であると気づき、ゲームという“遊びの世界”を理解するようになる」と持論を展開。今のオンラインゲームについては「開発者がお金を儲けるため、飽きないためにいろいろな仕掛けを追加してきたりするんだけど、そういうこともだんだんと大人になってくると“遊びの世界”だということを理解するし、いずれ何かがわかって飽きる」と、経験を踏まえながら話した。
メルトン自身も、「心が命じたことには逆らえないし、ゲームをしたいという気持ちに逆らうのは難しいなかで、誰かに規制されるのではなく、自分が突き付けて飽きるほどやりたいだけゲームをすることで、その境地に気付いた」として、「やめる必要はない。やりたいだけやって、そこで気付ければ」とメッセージを送っていた。
メルトンのラジオ番組、『メルトンの膝で呼吸するラジオ』は、毎月第4土曜日の26時(日曜日午前2時)から放送。3月は28日の深夜にオンエアされるほか、ラジオ関西YouTubeチャンネルでも公開される予定だ。