宝塚歌劇団月組の海乃美月が、5月31日に放送されたラジオ番組『ビバ！タカラジェンヌ』（ラジオ関西）で、宝塚大劇場公演『桜嵐記』『Dream Chaser』について、見どころや抱負などを語った。
今回、海乃が扮するのは、鳳月杏が演じる楠木正時の妻、百合。役作りについては「百合は愛情にあふれた人。正時さんもあたたかく柔らかい印象の人なので、こういう2人だったら思い合っていただろうなという百合像を作りたい。女性のはかなさや弱さがありつつ、奥に秘めた愛の強さはしっかり持っていたいと日々頑張っている」とコメント。
番組パーソナリティーの小山から「ちなつ（鳳月）は優しい？」と聞かれると、「ビックリするほど優しい！ 役作りや動きについて相談に乗ってくれ、広い視野でアドバイスしてくれるのですごいなと心から尊敬している」と、興奮気味に語った。
ショーの話では、本作品で退団する月組トップスター・珠城りょうと組んで踊るタンゴの舞踏会シーンを見どころに挙げる。「本格的なアルゼンチンタンゴの振りをAnju先生がつけてくれ、みんなで必死に練習した。下級生も素敵に頑張ってくれているのでぜひ見ていただきたい」と紹介した。
番組最後には小山から「次期トップ娘役おめでとう。ファンの皆さん喜んでいるでしょう？」と投げかけられ、「皆様の応援があってこそ。期待に応えられるよう、月組のみんなと頑張っていきたい」と抱負を述べた。
月組宝塚大劇場公演は6月21日まで上演予定。
ラジオ関西『ビバ！タカラジェンヌ』
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