6月の第3日曜日(今年は20日)は「父の日」です。なぜか「母の日」と比べると少し盛り上がりに欠けてしまう記念日ですが、その原因は、パパのリアクションにあるかも!?ラジオ番組で募集した、父の日に「贈って良かったもの」、「もらってうれしかったもの」というメールのなかから印象的だった声を紹介します。
まず、「これまで贈って良かったギフト」として最も多く寄せられたのは、「お酒」。 “消えもの” (飲んで消化できるもの)というのも大きなポイントで、仮にそれが相手の好みに合わなかったときにも、お互いに気を遣わずにすむのが良いとのことです。
「ポロシャツ」も多く挙げられましたが、55歳の女性は「ポロシャツをあげたが、着てもらえなかった。それからは何もしていない」と苦い思い出となってしまったと明かします。好みのあるアイテムは、喜んでもらえないケースもありそうです。
他にも、57歳の男性は「サプライズで時計や服、お酒などいろいろ買ってきたが、喜びの感情が薄くて毎回がっかりしていました。そのうちしなくなってしまいました」とぴしゃり。感謝を伝える機会ではありますが、どうしても、相手のリアクションを求めてしまうもの。難しい問題です……。
反対に、贈ったものが気に入られすぎて困ったという経験談も。「絹のパジャマをプレゼントし、気に入ってくれた雰囲気だったが着てくれなかった。なぜ着ないか聞くと『もったいない。棺桶に入った時に着せてほしい』といわれた。複雑で寂しい。そんなこと言わないで……!」気に入ったなら、普通に着てよ! お父さん!
「なんで受け取る側がそんなに気を遣わないといけないんだ!」、「喜ぶのはなんだか恥ずかしい」なんて、パパたちの声も聞こえてきそうですが……。せっかくの父の日ですから、家族の「感謝の気持ちを伝えたい」という思いを真っ正面から受け止めて、特別な一日を素直に喜んでみてはいかがでしょうか。そのリアクション、大事ですよ!