兵庫県の井戸敏三知事は、28日、明石海峡大橋をコースとするおよそ10キロのファンランを、来年2022年秋に開催すると発表した。
大会の名称は「明石海峡大橋ブリッジラン(仮称)」で、県立淡路島公園大きな芝生広場をスタートし、明石海峡大橋を通り、本州側・高速舞子バスストップ付近をフィニッシュとする約10キロのコースを想定している。午前9時スタートを予定しており、この前後4時間程度、明石海峡大橋は通行止めとなる。
参加対象は18歳以上で定員は5000人の予定。募集時期や参加料など詳細は今後検討を進める。
明石海峡大橋が1998年に開通して以来、「車両を通行止めにして」イベントを開催するのは初めてという。井戸知事は「明石海峡大橋を何らかの形でスポーツに活用できないか考えていた。海を見ながら走ることができるユニークなイベントになるだろう」と期待を込めた。