悲願の五輪切符、陸上女子100メートルHの寺田明日香「娘が珍しく褒めてくれた」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

悲願の五輪切符、陸上女子100メートルHの寺田明日香「娘が珍しく褒めてくれた」

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 陸上女子100メートルハードルで東京オリンピック代表に内定した寺田明日香選手(ジャパンクリエイト)がラジオ番組に出演し、代表選考会を兼ねた第105回日本陸上競技選手権大会で感じた思いや、オリンピックへの意気込みを語った。

寺田明日香選手(写真:ラジオ関西)

 林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)とフリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2021年7月5日放送回に出演した、寺田選手。番組収録は、日本選手権の翌日に行われた。

 6月26日に行われた日本選手権で11年ぶり4度目の優勝を果たした寺田選手。五輪の参加標準記録である12秒84には0秒03と届かなかったが、ワールドランキング圏内にいたため悲願のオリンピック代表入りを決めた。

「一度引退を決めたときには、もうこんな景色は見られないと思っていたので、今回また優勝が懸かっているところまで戻ってこれたのはとても感慨深いですね。さらにオリンピック内定も懸かっていたので不安もありましたが……金メダルをとれて良かったです」(寺田選手)

 日本選手権の優勝、そして五輪内定のプレッシャーとはどのように向き合ったのかを聞かれた寺田選手は、「注目されるというのは確かにプレッシャーになりますが、逆に言うとそれだけ応援されている、期待してくれているということ。私も(選手権では)緊張しましたが、開き直りました。『オリンピックも、11年ぶりの優勝も懸かっているんだから、そりゃ緊張するよね!』って」とコメント。

 また、優勝後の家族の反応については「自分のことのように喜んでくれたのがありがたかったです。私が日本記録を出してもあんまり褒めてくれなかった娘が『100点!』って珍しく褒めてくれました(笑)。娘がいなかったら、もう一度オリンピックを目指そうとは思えなかったかもしれません」と、家族の大きな支えがあったことを明かした。

 最後に、寺田選手は「何かをあきらめて目標を果たすのではなく、母親であっても、女性であっても、自分のいろんな芽を育てながら目標をつかむ。そんな姿をオリンピックで見せたいです。そして、決勝に残るということを(オリンピックでの)一番の目標にしています」と、力強く意気込みを語っていた。

写真左から、田中大貴アナウンサー、寺田明日香選手、林歳彦氏(写真:ラジオ関西) ※撮影時のみマスクを外して対応

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2021年7月5日放送回より

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