宝塚歌劇団・月組の夢奈瑠音が、10月14日に放送されたラジオ番組『ビバ！タカラジェンヌ』（ラジオ関西）で、10月4日から宝塚大劇場で始まった月組公演『I AM FROM AUSTRIA－故郷は甘き調べ－』について、稽古の苦労や作品の見どころを語った。
今回の公演で、ホテルのフロント係ヴァルター役を演じる、夢奈。舞台上では大勢が出ている場面も多く、番組パーソナリティー小山乃里子からの「お稽古が大変だったのでは？」の問いかけに対し、「先生からそれぞれ細かく指導があったので、それをふくらませながら作った。ダンスナンバーも多く、お芝居中に唐突に始まる曲もあるが、突然感を感じさせないようエネルギーを出すのが大変だった」と、苦労を明かした。
演出の齋藤吉正からは、「今までのイメージとは違い、不真面目さやチャラい感じを出してほしい」と言われたそうで、「フロント係という役割を意識しつつも、少しだらしない様子をところどころに散りばめながら演じられたら」と話した。
最後に、これから公演を観に行く方へのPRを振られた、夢奈。「あまり考え過ぎずに見てほしい。日頃の疲れを忘れさせてくれるような明るい作品だが、その中に大事なことを思い出させてくれるような要素もあるので、皆さまの心に何かあたたかいものが残れば」と語った。
月組宝塚大劇場公演『I AM FROM AUSTRIA－故郷（ふるさと）は甘き調（しら）べ－』は、11月11日まで上演中。
