兵庫県教育委員会は20日、産休・育休を取得すると説明した同僚の女性教諭(30代)に対し、「今まで通り一緒に仕事しろと言われても無理だ」などの暴言を吐くマタニティ・ハラスメントをしたとして、播磨東地区の公立小学校に勤務する臨時講師(41)を1か月の減給処分(1/10)にしたと発表した。
県教委によると、この臨時講師は2021年4月中旬、別の女性臨時講師とともに、女性教諭と話し合いを持った。その中で、女性教諭が同年8月頃から産休・育休を取る意向を示したことに腹を立て、「全部自分のしたいことばかりして勝手だ」、「(妊娠について自分に最初に知らせなかったことは)失礼だ。何も考えていない」、「自分が抜けても仕事が回ると思っているからそんな勝手なことができるんだ」などと、立て続けに暴言を吐いたという。
なお、女性教諭は予定通り産休・育休を取得予定だという。