植物や生き物との出会いいっぱい! 涼も感じられる神戸市立森林植物園で夏休みイベント | ラジトピ ラジオ関西トピックス

植物や生き物との出会いいっぱい! 涼も感じられる神戸市立森林植物園で夏休みイベント

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 夏休みの自由研究にもぴったりな、自然を生かした遊びと学びのスポット、神戸市立森林植物園。同園では8月31日(火)まで「森で遊ぼう!なつやすみ」を開催。普段見ることができない植物や、様々な生き物との出会いを通して、自然とふれあえる様々な催しを行っている。

 神戸市立森林植物園は、神戸市中心部から車で25分の六甲山地一角にある植物園。総面積142.6ヘクタールの広大な園内には、約1,200種の木本植物を中心に、北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本産樹林区といった原産地別に、世界の樹木が植栽展示されている。

 また園内の「あじさい園」では、六甲山の幻の花といわれたシチダンカをはじめ、25種350品種、約5万株のあじさいや、37種約4千株の「つつじ・しゃくなげ」、秋には一面の紅葉など、1年を通して様々な自然の風景が出迎えてくれる。それぞれの植物には、品種などの名前がわかりやすく書かれたプレートや、見頃を迎えた植物が分かりやすいようにパネル展示も行っている。

 森林植物園で観察できるのは、植物だけではない。様々な生き物の姿も目にすることができる。日本の特別天然記念物であり、1964年より王子動物園と共同飼育を行っている「ニホンカモシカ」は、岩場を駆け上る様子や、運が良ければ目の前までやってきて草を食べる様子を観察することが可能。また「野ネズミ」「うさぎ」の展示、探鳥会等のイベントなど、子どもたちが自然とふれあうきっかけとなるように「環境学習」にも力を入れている。

 毎年開催している「森で遊ぼう!なつやすみ」は今年も8月31日(火)までの開催。バードウォッチングや森林浴ヨガなどのイベントは同園ホームページからの事前申し込みが必要。ただし、少人数制のため、すでに定員に達しているものも多く、事前の確認が必要だ。期間中に開催されている「森であそぼう!たんけんクイズ~なつやすみ~」は自由参加で、園内を回りながらクイズを解いて、答え合わせの後には記念品のプレゼントも。

 8月21日(土)と22(日)に開催の「こどもフェスタ」は申込不要で当日自由参加できる催しとなっている。今年はクラフトコーナーや、丸太ボウリングなど、自然とふれあいながら楽しめる内容が盛りだくさんだ。

 森林植物園の足立羽翼さんは「広大な自然と、それに合わせたイベントも楽しんでほしい。またあまり知られていないが、園内の青葉トンネルの付近には海の見える展望台があり、晴れた日には空港も見ることができるので、ぜひ訪れてみてほしい。展望台から帰ってきたら、ソフトクリームを食べるのがおススメ」と園内の穴場スポットも紹介。青葉トンネルは8月下旬からライトアップも行われる。昼間でも暗い青葉トンネル内でのアートプロジェクションで、トンネルの中は涼しく、散歩中にひと休みすることもできる場所だ。


◆神戸市立森林植物園
神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
電話 078-591-0253
開園時間 9:00~17:00(入園は閉園30分前まで)
休園日 水曜(祝日と重なった場合は翌日)
入園料 大人300円、小中学生150円
駐車料 普通車500円、バス2,000円
アクセス 神戸電鉄「北鈴蘭台」駅より定時無料送迎バスあり(1時間に1本)。三宮バスターミナルから市バス25系統で約40分(11月末までの土曜・日曜・祝日のみ運行)。
【公式サイト】
【森林植物園 森で遊ぼう~なつやすみ~こどもフェスタ】



【『サンデー神戸』番組HP】



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サンデー神戸 | ラジオ関西 | 2021/08/08/日 10:00-10:30

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