若手フルート奏者の登竜門と言われる「第10回神戸国際フルートコンクール」が、8月26日からスタートする。予備審査を通過した56人が、第1次審査に臨み、その動画は公式ウェブサイトから配信される。
4年に1度の開催となる「神戸国際フルートコンクール」。今回は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、コンクールに関わるすべての人の健康と安全安心を第一に、世界中の音楽を志す若者に門戸を開き、音楽を愛する多くの人の希望となることを願って新たな試みで開催する。過去最多となる483人から応募があり、予備審査を通過した56人(23か国1地域)が、今年8月と来年(2022年)3月の2期に分けて開催される本大会に出場する。
8月の第1次審査は、出場者から提出された演奏動画をもとに、コンクール初のオンライン審査を行う。来年3月に神戸文化ホールで行われる第2次審査に進む24人を、9人の国際審査員が選出する。この動画は、公式ウェブサイトから配信され、世界中のどこからでも視聴できる。
神戸国際フルートコンクール運営委員会事務局は「次世代のトップフルート奏者がさらなる高みを目指して奏でる演奏を、ウェブサイトを通じて応援してほしい」としている。
◆第10回神戸国際フルートコンクール
2021年8月26日(木)~9月5日(日)オンライン審査
動画は無料配信
【神戸国際フルートコンクールWEBサイト】