女優・武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西 土曜午後5時~)10月9日放送回に、姉妹音楽ユニットのチャラン・ポ・ランタンが、前回に続いてゲスト出演。事務所から独立した現状や新たな活動について語った。
唄のももとアコーディオンの小春の姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンは、今年結成12年。これまでの事務所から独立し、9月から2人で設立した新会社では、代表取締役社長を姉の小春が、そして代表取締役副社長を妹のももが務める。
独立間もないチャラン・ポ・ランタンに、「これまでと違うことはなに?」と武田が尋ねる。
この質問に、「ハンコ押し」と笑みを交えて答えつつ、チャラン・ポ・ランタンの2人は、これまでのアーティスト活動とは全く違う、「会社経営者」としての顔も見せる。
そんなチャラン・ポ・ランタンは、新たなプロジェクトをスタートさせている。1つはアコーディオン担当の小春によるオリジナルブランド「Bébé Medusa」(べべメデューサ)。これは高額なことがネックで、気軽に触れづらいアコーディオンをもっと安く、そして広めたいという思いから始まったプロジェクト。アコーディオンを発売開始すると、注文が殺到。公式ホームページによると340台以上の予約が入り、9月19日で注文を一時打ち切る事態に。商品が手元に届くまで半年近くかかるほどの盛況ぶりを見せている。
また妹のももが中心となって進めたのは、東京のクラフトビール店「CRAFTROCK BREWING」とのコラボ商品「モモビア」。クリエイターとお遊びで架空の商品の広告ポスターを作り、さらにその商品のCMソングを作り遊んでいたところ、実際にお店側からオファーを受けて、架空のものがリアルな商品へと至ったというものだ。数量限定で9月8日から販売したところ、こちらも即完売となった。
チャラン・ポ・ランタンの2人がそれぞれ行うプロジェクトは、いずれもこのコロナ禍で進められたもの。アコーディオンについては、計画はあったものの進められずにいたところ、コロナ禍でライブなどができなくなり、空いた時間をブランドプロジェクトにあてることができたという。そしてビールについても、クリエイターが、やはりコロナ禍で仕事がなくなり、時間が空いてしまったことがそもそもの始まりだったと、ラジオのなかで明かしていた。
コロナ禍でも止まることなく、空いた時間を有効に、積極的に使うかで結果は変わる……。新境地を開いているチャラン・ポ・ランタンの今後にも注目だ。
『武田梨奈のこだわりな時間』
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