今年も10月31日はハロウィンです。ハロウィンといえばオレンジの大きなカボチャとか、コウモリ、それと蜘蛛(クモ)……。
今回はその蜘蛛の話なんですけど、蜘蛛にもいろいろいます。巣をはって待ち構えてる、不気味な模様のおドロおドロした蜘蛛のことではなくて、今回ご紹介したいのが、我が家によくいます、ほんま小さい小さい、大きさは約5mmの黒っぽい体で、ぴょんぴょん飛び跳ねるようにしながら前に進んで行く「通称 トビグモ」。
小さい身体でぴょんぴょん、ぴょんぴょんってよく飛んでいるんですけど、どれくらい前に進んでるのかちょっと計測してみました。そうしたら、時と場合によりますが平均約12cm飛んでいます。最長では約18cm飛んでました。
「なんや、そんなもんか!?」って思うでしょう? いえいえ、トビグモの身体は約5mmです。12cm飛んだとしたら、単純計算したら、身体の約24倍飛んでます。それを1m70cmの人間で換算すると「170cm×24倍」で、何と40.8m 飛んでいるんです。
恐ろしいほどの跳躍力!!
このトビグモ、ほんまの名前は、「アダンソンハエトリ」って名前なんです。ぴょんぴょん跳ねて、コバエや、小さいゴキブリや虫なんかを捕まえて食べてくれる益虫なんです。ホント我が家にはこのアダンソンハエトリがたくさんいるせいか、1匹もゴキブリがいないんです。
もしかしたら、アダンソンハエトリが全部食べてくれてるのかもしれませんね。ですから感謝感謝の蜘蛛なんで、怖いとか気持ち悪いとか全く思いませんね。むしろ、ぴょんぴょん、ぴょんぴょんとかわいらしいなぁって思います。
「かわいいなぁ」って、じっくりアダンソンハエトリ見てましたら、ハロウィンを感じるところを発見しました。お尻の黒い部分に白い模様があるんですが、それを反対から、顔の方を下にして見てみると……。