2021年のプロ野球ドラフト会議が11日、東京都内のホテルで開かれた。関西学院大(本部:兵庫県西宮市)の4年、黒原拓未投手(21)は、広島から1巡目指名を受けた。
黒原投手は最速151キロのストレートとカットボール、スライダー、チェンジアップなどの多彩な変化球を備える。和歌山県出身で、智辯和歌山高時代には2017年夏に甲子園に出場。大学1年の2018年度春季リーグ戦で初出場を果たすと、リーグ戦通算13勝を挙げている。特に、4年の2021年度春季リーグ戦では、自身最多のシーズン5勝を挙げ、防御率は0.88。最優秀選手賞・最優秀投手賞・ベストナインの3冠を獲得した。