宝塚歌劇団OGの高汐巴 昭和のトップスターとしての自覚 「昔のタカラヅカの良さを伝えたい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団OGの高汐巴 昭和のトップスターとしての自覚 「昔のタカラヅカの良さを伝えたい」

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 宝塚歌劇団元花組トップスターの高汐巴(※1)が、10月11日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時~)で、近況や今年出演している宝塚OG公演への思いなどについて語った。

 現在も舞台やテレビで精力的に活動している高汐。パーソナリティーの小山乃里子から「すごい活躍ぶりだね」と言われると、「このコロナ禍。演劇界で延期や中止が相次いでいるなか、素晴らしいスタッフやお客様のおかげで、奇跡的にほとんどすべての仕事が実施できている。この状況下で多くを学ばせていただいた」と真面目な口調で明かした。

 一方で、「先日出演した朗読劇では、立ち上がってセリフを言ったり動きをプラスしたりしてお客様に楽しんでいただいた。我慢できない、じっとしていられない」、「(男役も女役も演じるが)女役を演じるときはいまだに“女装”している気分」などと、豪快な話しぶりで笑いを誘った。

 高汐は、「寺田瀧雄 没後20年メモリアルコンサート All His Dreams “愛” 」(6月から7月に開催)や、高汐に加え、榛名由梨、剣幸、涼風真世、真矢ミキ、愛華みれら歴代トップも出演する「宝塚歌劇花組・月組100th anniversary『Greatest Moment』」(大阪、東京で11月に開催)など、宝塚歌劇団OGが舞台へ上がる公演に多数出演。最近はその出演者の中でも年長者になりつつあるといい、「今のタカラヅカも良いけれど、昭和のタカラヅカには今とは違った良さがあった。昔の良さを伝えていく役割を担わなければならないと感じている」と、昭和を代表するOGとしての責任感をにじませた。

 なお今後は12月のディナーショー、来年もすでに2本の舞台出演が決まっている。

※1 「高」は、はしご高。

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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2021/10/11/月 20:00-20:30

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