JR大阪駅前・うめきた地区の複合商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区大深町)に10日、巨大なイルミネーションツリーが登場、ひと足早いクリスマスムードに包まれている。
「Grand Wish Christmas(グラン・ウイッシュ・クリスマス)」と銘打ち、グランフロント大阪がオープンした2013年のクリスマスからイルミネーションを展開している。今年で9シーズン目。グランフロント大阪北館1階・ナレッジプラザで幻想的な光が行き交う人々を照らしている。12月25日(土)まで。
2021年のシーズンはディズニープリンセスの祭典「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」とタイアップ。コンセプトは「Sparkling Moments(きらめく瞬間)」。「アルティメット・プリンセス~」の日本版テーマソング「Starting Now ~新しい私へ」に合わせて14人のディズニープリンセスたちのシルエットが、オルゴールの上で舞い踊るのは、高さ約11メートルのクリスマスツリー。
10日の点灯式には、今夏の東京五輪・柔道女子52キロ級で優勝した阿部詩(うた)選手(21 日体大・夙川高出身)も駆け付けた。故郷の神戸に凱旋、9日は兵庫県公館での兵庫県スポーツ賞特別選手賞の贈呈式、母校夙川中・高での報告会と大忙し。
■「目指すはパリ五輪で2連覇!」でも「クリスマスは実家・神戸で」~阿部詩選手
プリンセスをモチーフにしたドレス姿で登場の阿部詩選手。「ディズニーのキャラクターでは白雪姫が好きす。試合とは違う(点灯式の)緊張感があります。柔道は技一つ出すのも勇気が必要。柔道は恐怖とも戦う。東京五輪では無観客という中で、皆さんからの温かい応援が私のもとに届いたからこそ、勇気を金メダルを取ることができたのです。たくさんの優しさをいただいて、今ここ(グランフロント大阪)に立つことができました」と関西凱旋のごあいさつ。そして「次はパリ五輪。2連覇に向けて頑張ります!」と意気込みを語った。