宝塚歌劇団花組の水美舞斗 『元禄バロックロック』で演じるコウズケノスケ役へのこだわりを語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団花組の水美舞斗 『元禄バロックロック』で演じるコウズケノスケ役へのこだわりを語る

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 宝塚歌劇団花組の水美舞斗が、11月29日放送のラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。現在、宝塚大劇場で上演中の「忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』」、「レビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-」について、役への思いや見どころを語った。

 今回、吉良上野介がモデルの「コウズケノスケ」を演じる上で、さまざまな登場人物との掛け合いを楽しんでいると話す水美。なかでもヨシヤスを演じる優波慧とのシーンについては、「2人のあうんの呼吸というか、『今日はこうくるのか。ならこう返してやろうか』と。いい意味での互いの役としての企みだったり、裏を探り合ったりしているようなところが、役としてもうまくリンクしていて良いんじゃないかなと。私たち自身が楽しみながら演じています」と語り、役に没頭しながら舞台を楽しんでいる様子をのぞかせた。

 パーソナリティーの小山乃里子から、コウズケノスケ役について、配役時に湧いたイメージなどを聞かれると「悪人ではなくて、“物語のなかの仇”になるためにはどうしたらいいか、というところに重きを置きました。自分自身も悪役と思って演じていなくて、“欲のままに生きる面白さ”を演じるのが面白い」と、役への思いと演じる上でのこだわりを明かした。

 さらに、話題は8月〜9月にかけて上演された、水美の主演舞台『銀ちゃんの恋』にも及んだ。「自分たちで稽古を重ねて、毎日話しながら突き詰めていったんですけど、それがあったから楽しかったのかなと思う」と、当時を振り返った。

『The Fascination!』では、舞台上から見る観客の表情に、「感慨深いというか……。花組100周年の記念すべきショー。いま、自分がこうしてこの舞台に立てていることも本当に奇跡だなと思いますし、本当に素敵なタイミングで舞台に立てているんだなと思いながら(演じている)」と、あふれる思いを言葉にした。また、自身が出演する見どころのシーンには「酒とバラの日々」を挙げ、「男役の醍醐味」と話すスーツとハット姿の魅力について熱く語った。

 なお、花組宝塚大劇場公演は12月13日(月)まで上演予定。


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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2021/11/29/月 20:00-20:30

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