女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサが、若きホープのトップチームへの昇格や加入内定を発表している。
1日、2022年シーズンの新戦力としてINAC神戸レオンチーナよりトップチーム昇格が内定したのは、MF天野紗選手。京都府出身の17歳は、中学時代からクラブの育成組織でプレーする生え抜き選手。各年代の日本女子代表でも主軸を担い、ボランチや中盤の一角で攻守に存在感を発揮し、二種登録選手としてすでにWEリーグでも4試合でプレーしている。「中学生の時からお世話になっているINAC神戸で、ようやくスタートラインに立てることを、たいへんうれしく思います」という天野選手は、「プロ選手として自覚と責任をもって取り組んでいく覚悟です。アカデミーの選手にはもちろん、すべてのサッカー少女たちから目標とされるような選手になれるよう日々、精進していきます! これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、チームの勝利に貢献し、ファン・サポーターの皆さんと喜びを分かち合えるようにがんばりますので応援よろしくお願いいたします」と意気込みを述べている。
また、6日には、2022-23シーズンの新戦力として、MF箕輪千慧選手(神奈川県出身、兵庫・日ノ本学園高校)、DF井手ひなた選手(福岡県出身、静岡・藤枝順心高校)、MF愛川陽菜選手(鹿児島県出身、鹿児島・神村学園高等部)の加入内定も発表。高校3年生・18歳の3選手は、育成年代で代表に選ばれた実績を持ち、2022年1月に兵庫県で行われる第30回全日本高校女子サッカー選手権大会にも出場予定。
INAC神戸は秋に開幕した国内初の女子プロサッカーリーグ・WEリーグで、開幕から8連勝するなど、8勝1分け勝点25で現在首位。2位のマイナビ仙台レディースに勝点9の差をつけている。